ヴェルディ『椿姫』全曲
Verdi: LA TRAVIATA featuring Maria Callas / London 1958
マリア・カラス (S)
チェーザレ・ヴァレッティ (T)
マリオ・ザナーシ (Br)
ニコラ・レシーニョ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場 Orch. & Cho.
1958年６月20日、ロンドン
◆カラスはこの公演から間もなく３点Esの最高音を出せなくなり、翌59年１月のダラス公演を最後に『椿姫』を歌わなくなります。そのため、このロンドン公演が記録に残る最後の『椿姫』になってしまいました。
◆同年のリスボン公演に比べて男声陣の水準が落ちるのが残念ですが、カラス自身の歌はさらに円熟味を増しています。
「高度に洗練された歌である。この幕（第３幕）のアリアは、孤独感がさらに深まった。ヴィオレッタをうたうための声を失うギリギリの間際まで、カラスは表現の彫琢を怠らなかったようだ」(文藝別冊『マリア・カラス～伝説から神話になったディーヴァ』河出書房）
◆BBCの技術陣による録音は、現在の水準に照らしても充分鑑賞に堪える高音質です。全曲を日本ブランドのCD-R２枚に収録し、全品再生テスト実施の上、お届けします。
※CD-R製オーディオディスクは製造工程でのデータ損失が少ない分、プレスCDより音質的に有利ですが、光の反射率は劣るため、古いCDプレーヤーでは再生エラーを起こすことがあります。これはレーザーピックアップが消耗して出力が低下していたり、ピックアップレンズにホコリやタバコのヤニがこびりついていたりするためで、ディスクの欠陥ではありません。
◆本商品の音源は、2008年12月31日をもって日本における著作隣接権の保護期間を終了しています。本商品に違法性はありません。
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