※オール単板 名器Headway HD-V115ASE/AGED なとり音造ヴィンテージ仕様GAV MOD グローバー 牛骨ナットサドル HC付 サンプル音源あり　

いつも私のオークションにご興味を持って頂き、
ありがとうございます。

私、名取と申します。
長野県辰野町の商店街の、
元フィリピンパブを間借りして、
なとり音造という名前で、
しっぽりとエレキギター、ベース、エフェクター、
レコーディング機器、音響機器など、
音楽に関わるものを改造、販売を行なっております。

どこの誰か中身の分からない人間が出品したものをご購入頂くよりも、
中身の見える方が気持ち良くご購入頂けると思いますので、

この度、
長野県辰野町が提供するwebサービス、
【たつのシゴト】に、
私、なとり音造についての特集をご掲載頂きましたので、
もし気になる方がいましたら、
こちらもご拝読頂けると幸いです。

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https://www.tatsuno-job.jp/office/本物の音を知っているからこそ出来ること/

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今回は、

日本屈指のメーカーである、
ディバイザー社が手がけた、
Japan Tune-upシリーズ、
【Headway HD-V115ASE/AGED NA】
を出品させて頂きます。

木材に特殊な熱処理をかけ、
余分な水分や油分を揮発させることにより、
豊かな生鳴りと経年変化で生み出されるようなビンテージライクなトーンを奏でる、
ディバイザーならではのエイジド加工を施した、
【Solid Aged Spruce】と、
日々入手が困難となってきている、
良質な
【Solid African Mahogany】を組み合わせた、
【オール単板仕様】のモデル。

指板、ブリッジは、
インドネシアを原産とする、
製作家の間では最近評価の高い、
【Indonesian Ebony】
ナット、サドル、
共にミドルレンジが広く出てくれる【牛骨】
ペグは【Grover/Open Gear】

と、
スペックをみるだけでも素晴らしく、
大変コストパフォーマンスに優れているギターです。

以前から、
音楽仲間から、
あれは良いから弾いてみろと言われていたので、
ずっと探していて、
やっと見つけて試奏したその日に、
バランスの良さと、
オール単板の箱鳴りと繊細さを兼ね備えたそのサウンドに惚れて、
そのまま購入してしまいました。

購入時から、
1フレット目のネックと指板の接合部分にヒビがあったのですが、
ナットを外してみたところ、
木部には亀裂は入っていなかったので、
塗装のヒビかと思われます。
(今まで普通に使用してきましたので問題ないかと思います。)

その他は小傷こそあれど、
綺麗な状態を保っていて、
フレットはほぼ残っていて、
現在の弦高は、
12Fで6弦約2.9mm、1弦2.5mmと弾きやすい状態ですが、
ロッドも左右に動きますし、
サドルは1〜6弦で3mmは出ているので、
まだ下げることは出来ます。

しかも、
こちらは、
ピエゾピックアップを搭載したエレアコ仕様で、
ライブでももちろん、
レコーディングでも幅広く活躍してくれます。

私は、
特にレコーディングで使用してきたのですが、
音ノリがとにかく良いのです…

それもそのはず、
ピックアップは、
FishmanのSonitoneを採用されており、
1Vol. 1Tone仕様なのですが、
ノイズ対策が不十分だったので、

【シールディング処理】
【弦アース処理】

を追加で施したので、
ほぼノイズも気になることはないと思います。

さらに、
そのままだと使い勝手が悪く、
カリカリと出てしまうピエゾくささが拭えなかったので、

これではいかんと、
プリアンプ部分の内部を大幅に改造(GAV MOD)しました。
今回は写真でBefore→Afterを撮りましたので、
ご参考までご確認ください。

デフォルトのままですと、
ハイの耳に刺さるカリカリとしたピエゾくささや、
単純に飽和しまっているだけのロー。
このまま、
別途でEQプリなんかをかまさずに、
ラインで送っても、
せっかくのエイジド加工されたスプルース単板、
ふくよかなマホガニー単板サイドバックの、
オール単板の良さは全く出てず…

ハイの鋭利な音域にコンプ感を出して、
なるべくミドルに持っていけるように、
電解コンデンサーには、
世界的にも評価の高い、
ニチコンのFine Goldを使用。

さらに、
50〜60年代の当時の最高峰のヴィンテージパーツを使用することで、
本来出てくるはずのない、
ローミドル〜ミドルにかけて密度の色濃い粘りと、
耳に刺さらない豊かな倍音が出てくるように改造しております。

下記にサンプルを録りましたので、
ご興味のある方はご確認ください。

https://66.gigafile.nu/1205-c3e6eaf13ed306d8b4595c2d5d2f35b82

セッティングは、
コンデンサーマイクを目の前にポンと置いて、
若干LR振り、
LINEを生音の60%くらいだけミックスしています。
(アコギのレコーディングを想定して、センドで若干リバーブを送っています)

生音だけですと、
ミドルの密度の色濃さがどうしても上手に録れないときもあると思いますが、
50〜60年代のヴィンテージパーツを組み込んだ、
GAV MODプリアンプのLINEの音を混ぜることで、
よりリッチに立体的なローミドルと、
色気のある倍音を加えることが出来ます。

さらに、
プリアンプのトーンは、
そのままですと、
ハイを削るだけで使える音が少ないため、
配線の変更をポイントで行うことによって、

トーンの絞り方で、
ハイの削れ方を遅くし、
ローミドルの輪郭の振り幅を調整出来るようにしています。
(絞っていくとローミドルの立体感は残りながら、輪郭の広さがコントロール出来ます)

レコーディング自体は、
クリックも聴かず、何も考えずに1発録り。
ほぼ調整もしていないので、
マイクをポンと置いて、
LINEとミックスさせるだけで、
このくらいのクオリティの音になります。

なかなかこういった仕様の、
生音もピックアップで拾った音も、
どちらも使えるといったアコギは少ないと思います。

もともとは、
本体とギグバッグのセット販売のようですが、
写真に写っているハードケースもお付けし、
発送前にすぐにお使い頂けるように、
最終調整を行なってからお送りさせて頂きます。

事情があって、
手放すことを決意しましたが、
ライブでもレコーディングでも、
即戦力で活躍してくれると思いますので、
お譲りするべき方にお届け出来ることを望んでいます。

素晴らしいギターですので、
この機会をお見逃しなく、
ぜひ手に入れてください。

それでは、
よろしくお願い致します。

（2022年 8月 29日 17時 38分 追加）
ピックアップの音のみで聴きたいとご質問を頂きましたので、
商品説明文のデータから、
ラインで録った部分を抜き出しました。
ラインの音は、今回生音とのミックスを想定してレコーディングしており、
インターフェースの増幅率をそこまで上げていないので、
ホワイトノイズはご了承ください。
ライブで使う場合は、
PA卓でそのままある程度音量を稼ぐので、
こういったホワイトノイズは少なくなります。
https://68.gigafile.nu/0905-de743bc3f1c76d34ca22e5ec74dcc5044

ちなみに、
サドル下のピエゾで、
ローミドルからミドルにかけてのふくよかさと、
ピエゾくさいカリカリとした音ではなく、
倍音で伸びてくる感じは搭載させたヴィンテージ特有のものです。
周りでヴィンテージを搭載させたアコギのプリアンプのMODをしている方をみたことがないのですが、
かなり美味しい感じに仕上がってくれます。