文學界 2024年3月号

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文學界 2024年3月号

一読したのみで、若干表紙に小さなオレありますが、
大きな痛みはございません。
恐れ入りますが、交渉によるお値引き不可商品となります。

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目次
特集 身体がいちばんわからない

評論
小川公代 “規範的身体”を揺るがす文学

インタビュー
町田樹 言語表現がアスリートの背骨になる
聞き手・構成=辻本力

ロングエッセイ
中村佑子 身体を物語ること

ブックガイド
鳥澤光 書く身体を読む身体

エッセイ「今のあなたの“身体の状態”を教えてください」
鷲田清一 ひきずり、もてあまして
穂村弘 あと何度なおる病にかかれるだろう
山下澄人 紐のこと、ラボのこと
安堂ホセ じぶんの身体が透明であると感じるとき
川野芽生 あるいは幻肢痛
くどうれいん えんぴつの刺青
年森瑛 現状報告
岩川ありさ 解離して瀕死
中原昌也 偉大な作家生活には病院生活が必要だ

新連載
津野青嵐 「ファット」な身体
卑下しない、ボディポジティブでもない。「太っている」を語る言葉はどこにある?

リレーエッセイ
身体を記す 第2回 戌井昭人 身体は大きかったけど

新芥川賞作家特別エッセイ
九段理江 九段理江
生成AIの使用で話題をさらった著者の元に一通の英文メールが届く――受賞後初エッセイ

作品論
水上文 多様性の時代、あるいは大独り言時代の到来――「東京都同情塔」論

創作
川上弘美 泣く男

島田雅彦 大転生時代 短期集中連載第2回

又吉直樹 生きとるわ 短期集中連載第3回

新連載
江南亜美子 「わたし」はひとつのポータル
読むことで、いまここに生きる「わたし」に変化が起きる――文学の力を探る新連載

酒井泰斗+吉川浩満 読むためのトゥルーイズム
――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会 第2回

鼎談
市川沙央×岩川ありさ×菊間晴子 大江健三郎は何度でも新しい
今ますます読み直しが進む大江作品を、障害者表象やスピリチュアリティから繙く

ほか