Martin マーティン D-28 ビンテージ
1973年に新品で買ったマーチンD-28 (ビンテージもの) を出品いたします。
リペア済み、高音質な美品 です。
専用ハードケースもお付けします。
オールドモデルの乾いた音質に加えて、キラキラ輝くような若々しくバランスの取れた大きな音が出ます。
マーチンシリアルナンバーが305415の1972年製造のD-28です。
51年前に製造されたことがわかります。
大阪の楽器店で購入しました。
10年程前にピックガードがめくれ始めたタイミングで有名なリペアマンにメンテナンスを依頼しました。
そのときの補修項目は以下の通りです。
①ナット交換
②ロングブリッジに変更
③ロングブリッジサドルに交換
④フレット板の交換
⑤正確な音程調整のためにフレット打ち直し
⑥ポジションマークをスノーフレイクスに変更
⑦ピックガードを鼈甲柄に変更
⑧トラスロッド(当然ですがアジャスターなし)をカーボン製に交換
見た目を少しオールドっぽい仕様に近づけてみました。
以上です。
このD-28の状態
弦高
弦高12フレット位置で、6弦3mm 1弦2mm にセットしています。
演奏感覚としては若干高いかも?といった感じでしょうか、ストレスなく弾いてきました。
ブルーグラスの演奏で開放弦やローポジションを使ってのアタックの強いベースランニング奏法に適した弦高にしています。
弦高調整はブリッジの高さに余裕があるのでもっと低くすることが可能です。
ネックの曲がりはありません。
ニス割れ
写真にあるとおり、ボディー表板に指板が貼り付けられているところに、ビンテージ特有のニス割れがみられますが
問題はございません。
打痕など
小さな打痕があります。気になるような大きなものはないので気分よく演奏できると思います。
ストラップピンの補修跡がありますが丁寧に補修しているので目立ちません。
本体の焼け
音質ヘの影響はありませんが、ボディーの表板に10年前にはなかった斜めの線が経年変化で浮き上がってきました。
だんだんと天板やバインディングが日焼けしてきました。
フレット
正確な音程調整をお願いしてフレット打ちしたので、14フレット位置がボディー接合位置よりやや上にずれています。
すぐにでも演奏に耐えられるプレーヤーズコンディションです。
使用弦
購入以来ミディアムゲージの弦を常用していましたが、ここ10年はライトゲージを使用しています。
ネックは頑丈でねじれや曲がりはございません。
専用ハードケース
ハードケースは購入時はブルーでしたが、茶色にペイントしました。擦れて元の色が浮き出ています。
また、蓋がバタンと向こう側に倒れるのを防ぐために、後加工してストッパーを自作して取り付けました。
ハードケースの足の部分の一つが欠損しています。持ち運び中に階段にあててしまいました。
音質
音のバランスや音量、音質に自信を持っておすすめします。
このギターの年齢は伊達ではありません。
表板木目のことで
ギターの表板は年輪の詰まったものが音質がよいとよく聞きます。
このギターは表板の年輪の幅が広いと思います。
それがずっと気になって音質や音の大きさに何か影響があるのかとずっと思いながら使ってきました。
しかし、そのようなことは全くありませんでした。
当たりだと思っていただいて結構です。
重量
D-28本体 2.1㎏ ハードケース 4.5㎏ 総重量6.6㎏
以上をご理解の上ご入札して下さい。
お届けは、ハードケースに入れて、ハードケースをプチプチにくるんで発送致します。
ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。