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書籍/木芸にみる木の貌/銘木の貌-楓.桑.欅.栃.松.水楢.島桑.黒柿.神代杉.神代欅/飾棚.鏡台.文台.棗.中次/前田南斉.黒田辰秋.前田碧外/茶道

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    kametugu

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    兵庫県

  • 書籍/木芸にみる木の貌/銘木の貌-楓.桑.欅.栃.松.水楢.島桑.黒柿.神代杉.神代欅/飾棚.鏡台.文台.棗.中次/前田南斉.黒田辰秋.前田碧外/茶道_1
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ー”画像・1”ー

●●「木工で用いられる木の貌・便覧」・・・●●

★木工素材見本・(日本工芸会木竹部会作成)・文化庁保管)―国産材・外国産材・(唐木材を)・あわせた
 素材見本で・ここの図版はその一部。                               

◆杉。                                          
 杉は吉野や春日などの産地により多種あるが・見本は秋田杉。美しい木肌が特徴・(→30頁)。

◆檜。                                          
 日本の針葉樹の中で・最も耐久性に富み・均質な材。木曽・(尾州)・産が有名。       

◆松。
 家具や・炉縁などに愛好される。南百年もの樹齢に及ぶ材には・脂の多い肥松(老松)・もある。
 ・(→12頁)。                                    

◆一位。                                         
 木肌に品格があるため・この名がある。アララギともいい・北海道ではオンコと呼ぶ。     

◆欅。
 強靭で耐朽性に富み・木目も明瞭で美しい。三拍子揃った・日本の代表的な用材・(→10頁)。

◆欅。                                          
 欅のなかでも・鶉杢と称される細かな杢の現れた良材で・銘木の類・(→24頁)。      

◆栗。                                          
 材質は硬く弾力に富み・耐久性もある。欅に次ぐ材として家具や指物に用いられる(→13頁)。

◆黄蘗。                                         
 桑の模擬材として用いられ・鏡台・机・棚などに使われる・(→8頁)。           

◆桑。                                          
 本州各地に産する地桑。茶道具や床柱など・指物や挽物に用いられる・(→8頁)。      

◆桑。                                          
 御蔵島産の島桑が最良で・三宅島産はそれに次ぐとされた。現在は幻ともいえる銘木の中の銘木。
 ・(→22頁)。                                    

◆献保梨。                                        
 桑に次ぐ高級材で・指物一般に使われる・(→8頁)。                   

◆タモ。                                         
 堅木材で・杢のよい材は家具や指物に使われる・(→8頁)。                

◆桐。                                          
 軽量で軟質・狂いが少なく・箪笥・箱物・また茶道具にも使われる。会津桐・南部桐が有名。  
 ・(→25頁)。                                    

◆桜。                                          
 関東・中部にて良材が多く・材質は緻密で均質・強靭。床柱・漆器の木地として用いられる。  
 ・(→15頁)。                                    

◆栃。                                          
 比較的軽らかく・様々な杢のある材が多い。ただし水に弱く狂いやすい・(→11頁)。    

◆楓。                                          
 材質は緻密で強靭良材には美しい杢のみられるものがある・(→5頁)。           

◆朴。                                          
 軟木で・材質は緻密で狂いが少なく加工しやすい。漆器の木地や版木など用途は広い(→17頁)

◆楢。
 本州や北海道に良材を産し・硬木で褐色。家具・建築材として優良な材・(→14頁)。    

◆神代杉。                                        
 立木のまま火山灰に埋もれたり・対風水害で倒木して土中にあった杉が掘り出されたもの。   
 ・(→29頁)。                                    

◆神代欅。                                        
 神代杉と同様に土中より掘り出され・茶色味や灰色味があり・雅趣豊かな欅。         

◆古柿。                                         
 黒と白の美しい斑模様が特徴。天平時代以来愛好されてきた銘木。材は均等で細工も容易。   
 ・(→23頁)。                                    

◆紫檀。                                         
 唐木の代表的な材で緻密で堅い。家具・仏具・楽器など嗜好に応じて用いられる・(→16頁)。

◆黒檀。                                         
 密度のある材で・黒と黄色の縞模様のもを「縞」・黒一色のものを・「本黒(真黒)」・という。

◆鉄刀木。                                        
 鉄桑のような黒い筋があり・時代を経るにしたがい分解する。名の通り最も硬い材(→26頁)。

ー”本・画像”ー

●●「銘木の貌」・・・●●

★類希なる木目を見せる銘木・そうした銘木あればこそ・それを生かす工匠の技は冴え・数多くの名品も生ま
 れました。長い年月を経て・さらに雅趣をました木工作品は・いよいよ銘木の美しさをたたえています。今
 日では・幻となりつつある銘木の数々を・近・現代の名工たちの作品にみてゆきます。         

◆前田南斉作・四季草花象嵌飾棚・(象嵌・木内省古/畠山記念館)。

 




●●「銘木の貌」・・・●●

●「島桑」・・・●

―”Mulberry”―

★桑は全国に広く分布しますが、山間部に産するものを・「山桑」・丘陵地のものを・「地桑」・といい・特
 殊なものとして伊豆諸島・(三宅島・御蔵島など)・に産した・「島桑」・があります。なかでも島桑は木
 目が美しく・強い光沢があり・その際立って優れた材質により珍重されてきました・(略・・・・・)。 

◆前田桑明作・桑文庫。                   

●「黒柿」・・・●

―”Black persimmon”―

★この作品の蓋裏に用いられた黒い斑模様の木は・黒柿と呼ばれます。黒柿は・本州の広範囲に育つ渋柿の木
 で・その渋み成分によって黒い縞や斑・鶉杢の模様などが現われるものです・(略・・・・・)。    

◆竹内碧外作・行雲流水文硯箱・文台・(京都国立近代美術館)。

 




●●「銘木の貌」・・・●●

●「欅」・・・●

―”Zelkoua”―

★欅は・北陸や東北の各地に分布し大木になります。素直にすっと通った木目は・大変美しいものです。しか
 し・特異な生育環境などによって成長に変化が生じ・美しい文目杢などが特殊に生じたりしたものを文灌木
 と呼び・銘木の一つに数えています・(略・・・・・)。                      

◆黒田辰秋作・拭漆文欟木飾棚・(京都国立近代美術館)。

●「桐」・・・●

―”Paulownia”―

★桐は広く全国に分布しますが・変化に富んだ木目を生ずる岩手県南部産や・素直な木目の現れる福島県会津
 産のものが・ことに知られています・(略・・・・・)。                      

◆中臺瑞真作・輪花盛器。               

 




●●「銘木の貌」・・・●●

●「鉄刀木」・・・●

―”Black wood”―

◆稲木東千里作・鉄刀木机。              

 ★この作品の作者・稲木東千里・(1892~1979)・は桑樹匠として名をなし・江戸
  指物の最後の名人と称されるほどに・高度な技術と古典研究に基づく卓抜な意匠で・独自
  の世界を築き上げました。                            

 




●●「杉の貌」―材木市場から作家の工房まで・・・●●

★杉・欅・松は三種の神木と言われるほど・材木市場でも高級材で有り・その競りの花形だといいます。古く
 から一般に親しみが有り・また良材が多いゆえでしよう。京都で・伝統的に杉を専門に扱う中川清司さんに
 ・丸太の並ぶ大阪・摂津鳥飼・銘木市場を案内していただき・また・その材によって生まれた作品の・様々
 な貌を見せて頂きました。                                    

◆神代杉木画色紙箱・中川清司作。  

●「杉」・・・●

―”Japanses cedar”―

◆春日杉木画色紙箱  ・中川清司作。
◆吉野杉柾合わせ輪花盆・中川清司作。
◆霧島杉柾合わせ棗。        
◆神代杉柾合わせ香合。       
◆神代杉柾合わせ中次茶入。     
◆長卓の天板は春日杉・脚と縁は黒柿。

 




●●「上記に一括」・・・●●

 




●●「摂津鳥飼銘木市場を訪ねて」・(協力―大阪銘木協同組合)・・・●●

★杉材は・産地によって大きく五つに分けられる。屋久杉・霧島杉・土佐杉・吉野杉(春日杉はここに含まれる
 )・秋田杉の五種それぞれ板材を並べて見せていただくと・なるほど木目がすべて異なり・杉といっても何と
 様々であることか。おおらかな木目と柾目が美しい秋田杉・素直な木目の土佐杉・笹杢などの木目を見せる春
 日杉・また霧島杉は細かいウネリのある木目をしている。工芸材として珍重される屋久杉は・何ともいえない
 複雑な木目を堂々と誇っていた。こうした差は・土壌や気候・日照条件などの生育環境に大きく左右され・同
 じ土壌で隣同士で生育しても・切ってみると異なるという・(略・・・・・)。             

●四季あってこそ・良材が産する。 
●吟味のポイントは・切り口の年輪。

 

Auction Templates オクのミカタ [ヤフオクの商品追加画像をカンタンに追加].


■■茶道誌■■  ■■『なごみ』■■  ■■特集―「木工にみる木の貌」■■  ■■「木の貌を覚えよう」―楓―拭漆楓飾箱・拭漆楓鶏眼杢長方箱・須田賢司作/桑―桑鏡台・献保梨手鏡・黄蘗手鏡台・献保梨将棋駒箱・桑姫鏡・桑三段筆箱・献保梨三段重箱・島崎柾成作/欅―欅拭漆楕円座卓・宮本貞治作/栃―栃虎杢箱卓・島崎敏宏作/松―五色の小皿・肥松小皿・肥松つまみ入れ・有岡成員作/栗―栗材拭漆高盛器・有岡成員作/タモ―タモ干菓子皿・佐竹康宏作/水楢―水楢八寸深鉢・佐竹康宏作/桜―桜の器・桜片口・三谷龍二作/唐木―檳榔飾箱・紫檀象嵌飾箱・紫檀飾箱・朴螺鈿干菓子器・野上雅敏作■■  ■■「木工で用いられる木の貌・便覧」―杉/檜/松/一位/欅/栗/黄蘗/桑/献保梨/タモ/桐/桜/栃/楓/朴/楢/神代杉/神代欅/古柿/紫檀/黒檀/鉄刀木■■  ■■「銘木の貌」―島桑―前田桑明作・桑文庫/黒柿―竹内碧外作・行雲流水文硯箱・文台/欅―黒田辰秋作・拭漆文欟木飾棚/桐―中臺瑞真作・輪花盛器/鉄刀木―稲木東千里作・鉄刀木机■■  ■■「杉の貌」―材木市場から作家の工房まで―春日杉木画色紙箱・中川清司作/吉野杉柾合わせ輪花盆・中川清司作/霧島杉柾合わせ棗/神代杉柾合わせ香合/神代杉柾合わせ中次茶入/長卓の天板は春日杉・脚と縁は黒柿―摂津鳥飼銘木市場を訪ねて・(協力・大阪銘木協同組合)■■  ■■茶道/道具■■  ■■以下詳細をご覧下さい!!■■




■■『茶道誌』・・・■■



●●『なごみ』・・・●●

**”(1999年9月・通巻第237号)”**



■■『特集』・・・■■


●●『木工にみる木の貌』・・・●●

**”(約・39頁)”**

*”監修―諸山正則(東京国立近代美術館主任研究官)”*

★木の住居に暮らし・木の家具調度に囲まれ・木の器で
 味わってきた・自然風土の豊かなこの国に生まれなが
 ら・いま・その美しさをどれだけ知っているでしょう。
 幾百年もの生きざまが現われた木の断面―――その貌
 は・じつに様々です。
 美しい木目と光沢をもつ木の貌を・近・現代の木工芸
 を通してみてゆきます。



■発行日=平成11年9月1日。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=18×25.5cm。
■定価=840円。
■状態=美品。
  ●表紙に・多少のキズ・ヤケが有ります。
  ●本誌内に・多少のヤケが見えますが
  ●大きなダメージは無く
  ●年代的には良い状態に思います。



◆◆注意・・・◆◆

 ★表紙開き側下に二重の折れ後が有りますので
  ご理解下さい。(3×3cm辺りに)。

 ★発行日より・経年を経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい。

 *神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!



●全・128頁・・・!!



●特集の・・・!!

  ◆「木工にみる木の貌」・は・約39頁。

  ◆各作家の作品の特徴・等掲載されて下ります。



●蒐集・資料などの・参考に・・・!!



●探されていた方は・この機会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。

  ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。

  ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。

  ◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



■■『木工にみる木の貌』・・・■■

**”監修―諸山正則
        ・(東京近代美術館主任研究官)”**

**”(約・39頁)”**


●●「木の貌を覚えよう」・・・●●

―”須田賢司さんと工房”―

★一般に木を分類するとき・広葉樹と針葉樹・あるいは
 落葉樹と常緑樹という分け方がよくなされます。
 しかし木工芸では・その材質から・桑・欅・柿などの
 硬い木を・「硬木」・といい・主に広葉樹が含まれま
 す。
 対して比較的柔らかい針葉樹の檜・杉・広葉樹の桐な
 どを・「柔木」・と呼んでいます。
 また・紫檀・黒檀・鉄刀木などの・東南アジア・イン
 ドなど南方産の輸入材のことを・「唐木」・といい・
 そのほとんどが非常に硬い木です。
 木工芸において材料となる木は・材質の硬柔のほか・
 色調や光沢・濃淡・硬さ・粘り・木目の変化など・そ
 の様々な特質により適材が選ばれます。
 なかでも・木目は木工芸の見どころの一つです。
 木が成長していく間に・木目が美しく通ったもののほ
 か・自然の生育環境などのよって美しい模様が生じる
 ことがあります。
 特質なものには・その模様の形や表情から玉杢や縮緬
 杢などという名がつけられています。
 木の材質と美しい木目が巧妙に生かされた作品を材別
 にみながら・代表的な木の貌を覚えてゆきましょう。


**(各材木に・作品と・解説〔作家解説も〕有り)**


●「楓」・・・●

―”Maple”―

★楓は材質が緻密で・硬木に類する強い木です。
 バイオリンやテニスのラケット・スキーの用材として
 は随一で・家具や建築材にも広く用いられます。
 良材には・この作品のような鳥目杢や・銀杢など・美
 しい木材と光沢のみられるものがあり・国内外を問わ
 ず工芸材として賞用されます。

  ◆拭漆楓飾箱・「連」。
           ・表紙作品の内箱。
           ・須田賢司作。

  ◆拭漆楓鶏眼杢長方箱・「春帆」。
           ・須田賢司作。

**”作家・須田賢司さん”**

  ◆拭漆胡桃器局。
           ・須田賢司作。

  ◆黒柿と紅梅の八角中次・「春秋一双」。
           ・須田賢司作。
           ・肥松の盆は
           ・父・二代桑月作。


●「桑」・・・●

―”Mulberry”―

★江戸指物は桑・京指物は杉といわれ・桑は指物をはじ
 め木工芸における代表的な材の一つです。
 広く全国に分布し・材質は硬く緻密で・細工に対して
 も着崩れしないといった特質があり・美しい木目と木
 肌をもっています。
 ときに波杢や玉杢・葡萄杢など雅味と変化に富んだ天
 然の木を現します。
 ・(略・・・・・)。

  ◆桑鏡台。
           ・島崎柾成作。

  ◆献保梨手鏡・黄蘗手鏡台・献保梨将棋駒
    箱・桑姫鏡。
           ・島崎柾成作。

  ◆桑三段筆箱・献保梨三段重箱。
           ・島崎柾成作。


●「欅」・・・●

―”Zelkoua”―

★欅は・古くは槻とも称し・『万葉集』・には・すべて
 ツキの名で出ています。
 ツキの意味は材が強靭なことによる強木・(つよき)
 ・であるといわれ・硬木で耐朽性がある材です。
 寿命が長いため・寺社の境内などに巨木や名木として
 天然記念物に指定されているものも少なくありません。
 古くから寺社などの建築材をはじめ・家具調度や什材
 などに広く用いられてきました。
 上の写真の作品にみられるように・木目が明瞭で目が
 通って美しく・そのおおらかさが好まれますが・とき
 に玉杢や笹杢・如鱗杢など・その呼び名通り美しく変
 化に富んだ木目模様の現れた材も珍重されます。

  ◆欅拭漆楕円座卓。
           ・宮本貞治作。

**”作家・宮本貞治さん”**

★京都に生まれ・黒田勘吉・(黒田辰秋の長男)・に師
 事し・指物・刳も野の修業を積む。
 主に・欅や栃・楓・栗などの木目が素直な材を用い・
 戦闘的な技法を駆使して・現代の生物や盛器などの作
 品を手掛けている。
 木の表面に彫りで水の波紋を表した・「流紋」・は木
 の貌を・ひと味異なった手法でみせる宮本さん独自の
 もの。


●「栃」・・・●

―”Horse Chestnut”―

★漆器の木地や木器として広く使われてきた材で・日本
 の産地や谷間に自生する栃には・三十メートルの大木
 になるのも多いといわれています。
 木肌が細かく・使い込むにしたがって光沢が出てきま
 す。
 ・(略・・・・・)。

  ◆栃虎杢箱卓。
           ・島崎敏宏作。

**”作家・島崎敏宏さん”**


●「松」・・・●

―”Pine”―

★松には黒松・赤松・唐松などの種類が有ります。
 工芸素材としては・海岸で育った黒松や赤松が良材と
 されています。
 木目が明瞭で・なかには変化に富んだ杢は現れて雅味
 豊かなものがあります。
 堅牢で丈夫な事から・建築材のほかに挽物や刳者など
 に用いられます。
 瀬戸内海でも讃岐・(香川)・賛の黒松や赤松で・樹
 齢三百年以上経ったものには・根に近い所に樹脂がし
 み込み・半透明を帯びたものがみられます。
 これを・「肥松」・「老松」・と呼びます。
 ・(略・・・・・)。

  ◆五色の小皿。
           ・有岡成員作。

    ★(手前から時計回りに・黒柿・欅・楓・花梨
      ・栗)・肥松小皿と同形シリーズ。

  ◆肥松小皿・肥松つまみ入れ。
           ・10年経過したもの。
           ・有岡成員作。

**”作家・有岡成員さん”**


●「栗」・・・●

―”Chestnut”―

  ◆栗材拭漆高盛器・(○仕上げ)。
           ・有岡成員作。


●「タモ」・・・●

―”Star onis”―

  ◆タモ干菓子皿。
           ・佐竹康宏作。


●「水楢」・・・●

―”Japanese oak”―

  ◆水楢八寸深鉢。
           ・佐竹康宏作。

**”作家・佐竹康宏さん”**


●「桜」・・・●

―”Cherry”―

  ◆桜の器・桜片口。
           ・三谷龍二作。

**”作家・三谷龍二さん”**


●「唐木」・・・●

―”Rare foreign wood”―

  ◆檳榔飾箱・紫檀象嵌飾箱。
           ・野上雅敏作。

  ◆紫檀飾箱。
           ・野上雅敏作。

  ◆朴螺鈿干菓子器。
           ・野上雅敏作。

**”作家・野上雅敏さん”**



●●「木工で用いられる木の貌・便覧」・・・●●

★木工素材見本・(日本工芸会木竹部会作成)・文化庁
 保管)―国産材・外国産材・(唐木材を)・あわせた
 素材見本で・ここの図版はその一部。

  ◆杉。

    ★杉は吉野や春日などの産地により多種あるが
     ・見本は秋田杉。
     美しい木肌が特徴。
     ・(→30頁)。

  ◆檜。

    ★日本の針葉樹の中で・最も耐久性に富み・均
     質な材。
     木曽・(尾州)・産が有名。

  ◆松。

    ★家具や・炉縁などに愛好される。
     南百年もの樹齢に及ぶ材には・脂の多い肥松
     (老松)・もある。
     ・(→12頁)。

  ◆一位。

    ★木肌に品格があるため・この名がある。
     アララギともいい・北海道ではオンコと呼ぶ。

  ◆欅。

    ★強靭で耐朽性に富み・木目も明瞭で美しい。
     三拍子揃った・日本の代表的な用材。
     ・(→10頁)。

  ◆欅。

    ★欅のなかでも・鶉杢と称される細かな杢の現
     れた良材で・銘木の類。
     ・(→24頁)。

  ◆栗。

    ★材質は硬く弾力に富み・耐久性もある。
     欅に次ぐ材として・家具や指物に用いられる。
     ・(→13頁)。

  ◆黄蘗。

    ★桑の模擬材として用いられ・鏡台・机・棚な
     どに使われる。
     ・(→8頁)。

  ◆桑。

    ★本州各地に産する地桑。
     茶道具や床柱など・指物や挽物に用いられる。
     ・(→8頁)。

  ◆桑。

    ★御蔵島産の島桑が最良で・三宅島産はそれに
     次ぐとされた。
     現在は幻ともいえる銘木の中の銘木。
     ・(→22頁)。

  ◆献保梨。

    ★桑に次ぐ高級材で・指物一般に使われる。
     ・(→8頁)。

  ◆タモ。

    ★堅木材で・杢のよい材は家具や指物に使われ
     る。
     ・(→8頁)。

  ◆桐。

    ★軽量で軟質・狂いが少なく・箪笥・箱物・ま
     た茶道具にも使われる。
     会津桐・南部桐が有名。
     ・(→25頁)。

  ◆桜。

    ★関東・中部にて良材が多く・材質は緻密で均
     質・強靭。
     床柱・漆器の木地として用いられる。
     ・(→15頁)。

  ◆栃。

    ★比較的軽らかく・様々な杢のある材が多い。
     ただし水に弱く狂いやすい。
     ・(→11頁)。

  ◆楓。

    ★材質は緻密で強靭
     良材には美しい杢のみられるものがある。
     ・(→5頁)。

  ◆朴。

    ★軟木で・材質は緻密で狂いが少なく加工しや
     すい。
     漆器の木地や版木など用途は広い。
     (→17頁)。

  ◆楢。

    ★本州や北海道に良材を産し・硬木で褐色。
     家具・建築材として優良な材。
     ・(→14頁)。

  ◆神代杉。

    ★立木のまま火山灰に埋もれたり・対風水害で
     倒木して土中にあった杉が掘り出されたもの。
     ・(→29頁)。

  ◆神代欅。

    ★神代杉と同様に土中より掘り出され
     ・茶色味や灰色味があり・雅趣豊かな欅。

  ◆古柿。

    ★黒と白の美しい斑模様が特徴。
     天平時代以来愛好されてきた銘木。
     材は均等で細工も容易。
     ・(→23頁)。

  ◆紫檀。

    ★唐木の代表的な材で・緻密で堅い。
     家具・仏具・楽器など嗜好に応じて用いられ
     る。
     ・(→16頁)。

  ◆黒檀。

    ★密度のある材で・黒と黄色の縞模様のもを・
     「縞」・黒一色のものを・「本黒(真黒)」
     ・という。

  ◆鉄刀木。

    ★鉄桑のような黒い筋があり・時代を経るにし
     たがい分解する。
     名の通り最も硬い材。
     ・(→26頁)。



●●「銘木の貌」・・・●●

★類希なる木目を見せる銘木・そうした銘木あればこそ
 ・それを生かす工匠の技は冴え・数多くの名品も生ま
 れました。
 長い年月を経て・さらに雅趣をました木工作品は・い
 よいよ銘木の美しさをたたえています。
 今日では・幻となりつつある銘木の数々を・近現代の
 名工たちの作品にみてゆきます。

  ◆前田南斉作・四季草花象嵌飾棚。
           ・象嵌・木内省古。
           ・畠山記念館。


●「島桑」・・・●

―”Mulberry”―

★桑は全国に広く分布しますが、山間部に産するものを
 ・「山桑」・丘陵地のものを・「地桑」・といい・特
 殊なものとして伊豆諸島・(三宅島・御蔵島など)・
 に産した・「島桑」・があります。
 なかでも島桑は木目が美しく・強い光沢があり・その
 際立って優れた材質により珍重されてきました。
 ・(略・・・・・)。

  ◆前田桑明作・桑文庫。


●「黒柿」・・・●

―”Black persimmon”―

★この作品の蓋裏に用いられた黒い斑模様の木は・黒柿
 と呼ばれます。
 黒柿は・本州の広範囲に育つ渋柿の木で・その渋み成
 分によって黒い縞や斑・鶉杢の模様などが現われるも
 のです。
 ・(略・・・・・)。

  ◆竹内碧外作・行雲流水文硯箱・文台。
           ・京都国立近代美術館。


●「欅」・・・●

―”Zelkoua”―

★欅は・北陸や東北の各地に分布し大木になります。
 素直にすっと通った木目は・大変美しいものです。
 しかし・特異な生育環境などによって成長に変化が生
 じ・美しい文目杢などが特殊に生じたりしたものを文
 灌木と呼び・銘木の一つに数えています。
 ・(略・・・・・)。

  ◆黒田辰秋作・拭漆文欟木飾棚。
           ・京都国立近代美術館。


●「桐」・・・●

―”Paulownia”―

★桐は広く全国に分布しますが・変化に富んだ木目を生
 ずる岩手県南部産や・素直な木目の現れる福島県会津
 産のものが・ことに知られています。
  ・(略・・・・・)。

  ◆中臺瑞真作・輪花盛器。


●「鉄刀木」・・・●

―”Black wood”―

  ◆稲木東千里作・鉄刀木机。

    ★この作品の作者・稲木東千里・(1892~
     1979)・は桑樹匠として名をなし・江戸
     指物の最後の名人と称されるほどに・高度な
     技術と古典研究に基づく卓抜な意匠で・独自
     の世界を築き上げました。


●●「杉の貌」・・・●●

―”材木市場から作家の工房まで”―

★杉・欅・松は三種の神木と言われるほど・材木市場で
 も高級材で有り・その競りの花形だといいます。
 古くから一般に親しみが有り・また良材が多いゆえで
 しよう。
 京都で・伝統的に杉を専門に扱う中川清司さんに・丸
 太の並ぶ大阪・摂津鳥飼・銘木市場を案内していただ
 き・また・その材によって生まれた作品の・様々な貌
 を見せて頂きました。

   ◆神代杉木画色紙箱・中川清司作。


●「杉」・・・●

―”Japanses cedar”―

  ◆春日杉木画色紙箱・中川清司作。

  ◆吉野杉柾合わせ輪花盆・中川清司作。

  ◆霧島杉柾合わせ棗。

  ◆神代杉柾合わせ香合。

  ◆神代杉柾合わせ中次茶入。

  ◆長卓の天板は春日杉・脚と縁は黒柿。



**”以下・白黒”**


●『摂津鳥飼銘木市場を訪ねて』・・・●

**”協力―大阪銘木協同組合”**

 ●四季あってこそ・良材が産する。

  ★杉材は・産地によって大きく五つに分けられる。
   屋久杉・霧島杉・土佐杉・吉野杉(春日杉はここ
   に含まれる)・秋田杉の五種それぞれ板材を並べ
   て見せていただくと・なるほど木目がすべて異な
   り・杉といっても何と様々であることか。
   おおらかな木目と柾目が美しい秋田杉・素直な木
   目の土佐杉・笹杢などの木目を見せる春日杉・ま
   た霧島杉は細かいウネリのある木目をしている。
   工芸材として珍重される屋久杉は・何ともいえな
   い複雑な木目を堂々と誇っていた。
   こうした差は・土壌や気候・日照条件などの生育
   環境に大きく左右され・同じ土壌で隣同士で生育
   しても・切ってみると異なるという。
   ・(略・・・・・)。

 ●吟味のポイントは・切り口の年輪。


●『木の貌と近代の木工芸』・・・●

**”諸山正則・(東京国立近代美術館主任研究官)”**

 ●黒柿と竹内碧外。

 ●桑樹匠の業績。

   ★鉄刀木・茶箱。
           ・佐藤豊樵作。
           ・東京国立近代美術館。

 ●松の貌を生かした作家たち。

   ★肥松丸盆。
           ・竹内碧外作。
           ・個人。

   ★肥松鉢。
           ・有岡良益作。
           ・個人。

   ★唐松砂磨・茶箱。
           ・氷見晃堂作。
           ・東京国立近代美術館。



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